プラナスケミカル株式会社

橋梁などコンクリート構造物、農業用用水・排水管などの予防保全を見据えた、正確・簡単・効率的な点検。プラナスケミカル株式会社

【最新情報】


ボルト・ナットの緩み点検工法



工場内の機械や鉄塔などのボルト締結部の緩み点検はIマークのずれや増し締めによる近接点検です。

その為には点検者が高所まで登り、1か所ずつ点検しなければなりません。点検者の熟練度や疲労度による点検ミスも起こりえます。
  
これからは、長寿命化の為のメンテナンスが不可欠となります。
そのためには、ボルト・ナットの緩み点検を簡便、安価に行なうことが課題とされています。
現状、全ての箇所の増し締め点検が必要で長時間の点検時間と莫大な人件費を要することになります。しかも、点検者の熟練度による検査精度のバラつきや、高所の上り下りの繰り返しでの疲労による見落としなどの、点検ミスが避けられないという問題点があります。

そこで当社は、この目視では点検できないボルト・ナットの緩み点検を簡便、安価に行なう工法を開発いたしました。

■ボルト・ナットの緩み点検の新工法

あらかじめボルト・ナットに当社開発の下塗り塗料を塗布しておきます。
紫外線照射器で塗りムラ、塗り残しをチェックします。(完全に塗布できていれば青白く発光します)





紫外線照射器で下塗り塗料を硬化させます。


上塗り塗料を塗布します。
紫外線照射器で塗りムラ、塗り残しをチェックします。(完全に塗布できていれば発光しません。施工完了です。)

この塗料を塗布しておくことで、表面に特殊な塗膜ができます。

ボルト・ナットが緩むと塗膜にも亀裂が入ります。

この被膜の亀裂は紫外線を照射することで青く光り、容易に検知、特定ができます。

塗膜の亀裂の有無で視覚的に点検できるので、点検のスピードアップと人為的な見落としや検査ミスの減少を同時に実現。ボルト・ナットの緩み状態を容易に把握し、メンテナンスしやすくすることで大幅なコストダウンに貢献します。

■特徴
・点検部位に紫外線が照射出来れば、塗膜の亀裂部分が明瞭に発光しますので、ボルト・ナットの緩みの発生箇所を特定できます。

・ボルト・ナットの緩みが発生しているかどうかの点検が熟練点検者でなくとも、容易に正確に行えるようになります。

・紫外線で発光した部分の目視検査になるので点検速度も速くなり、人件費の削減にもつながります。また、高額な機械を用いる必要もありません。

・塗装工法という単純で簡単な施工です。(既存の配管、新設の配管にも施工可能)

・小型軽量の長時間使用可能な紫外線照射器(可搬型)を使用します。
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